中島みゆき@サッポロ

オールナイトニッポンとか聴きまくった世代のヒトが制作陣にいるんだろうな、と。中高生時代、親友がファンだったし、歌詞はともかく曲はいい*1からオレもかなり聴いたりしたけど、今ではさすがに気恥ずかしい。
オレは気恥ずかしい思いにかられるモノは見聞きしたくない。邦画やキー局TVドラマを極力見ないのは、とにかく気恥ずかしいシロモノが多いからだ。J-POPや国産小説の大半も同じく。要するに、感性が「近すぎる」モノにはかえって感情移入できないんだよ。いわゆるアニメファンも同様ではないかと推測するんだけど、自分たちと同じ日本人が出てる実写のドラマだと、つくりものとして見ることができないのではないかと。
かつての映画黄金時代のようにスター不在な現状ならなおさら。演技どころかセリフもロクにベシャれない白痴タレントどもを、大手事務所の圧力でブッキングしてテキトーに組み合わせたのみの学芸会以下なシロモノに、なぜに感情移入ができようか? 
才能や感性に、おのれとの「距離感」を如実に感じさせるモノ、それだけが真にオレを感動させる。気恥ずかしい思いをさせた時点で、オレにとってはホンモノではない。好きで洋モノばかり追っかけてるワケじゃねぇんだぜェ!


*1:覚えやすいメロディで唄いやすい。例えばユーミンって、ユーミン以外が唄っても似合わない曲が多いと思う。