本作の名台詞と云えば、レーガンが無断借用して話題になった"Make My Day"があまりに有名なワケだが、イーストウッドはヤスベェ吹替で見てこそ、と信じる邪道な吹替洋画マニアとしちゃ、ここぞとばかりに吐き捨てられるボヤキ節が一番の見もの。
全体としては美形ではあるものの、出目金デコピン、ちょいとエキセントリックな容貌がなじめないイーストウッド当時の愛人ソンドラ・ロックをヒロインに据えた最後の作品。それがレイプの被害者役とは、よくよく考えたら、その後のふたりの泥試合もさもありなん、と思えたり。ま、今となって見れば、、、な話なんだけどね。
