●エンニオ・モリコーネ「The Good, The Bad and The Ugly」（※リマスター完全盤）
『続夕陽のガンマン』……モリコーネ＆レオーネのコンビネーション最高潮の瞬間、クライマックス、金のありかを血眼で探して走り回るイーライ・ウォラックを追って、くるくるくるくる、いつまでも回るキャメラ、そこへ高らかに鳴り渡る「黄金のエクスタシー」！ 嗚呼ッ、聴いてるだけでイッちゃいそう！
あ、ちなみに中ジャケ最高です。云わずと知れたあのアップ３連発ですッ！
●ジェフ・ベック・グループ「ラフ＆レディ」
id:clicheさんが先月書かれていて、ずっと聴き直したかった一枚。ベックのうなるギター、マックス・ミドルトンの流麗な鍵盤ももちろんイイですが、オレ的にはなんつってもコージー・パウエル様の太鼓ですッ！ シンバルを強靱な手首でスナップきかせてビシッとひっぱたくあの雄姿、目に浮かびます。すげぇ硬質な音だぜ。クライヴ・チャーマンの「押し／引き」ベースも煽ること、あおること。ボーカルのボブ・テンチもイイ声してるけど、やっぱこのメンツがバックでは影が薄いよなぁ。
●トム・ウェイツ「ソードフィッシュ・トロンボーン」
ピーター・バラカン氏選ぶ至高のＰＶで名高い名曲「イン・ザ・ネイバーフッド（ご近所のこと）」が、またどーしても聴きたくなって買いました。たしか買うの３度めだ（笑）高校時代、洋楽仲間にススメられて聴いた思い出深い一枚。聴き込むたびにコクが出る。
