TVがオレの名画座だった・第4回:1986〜

<西部劇>
1.『スパイクス・ギャング』リチャード・フライシャー/主演:リー・マーヴィン
2.『エル・ドラドハワード・ホークス/主演:ジョン・ウェインロバート・ミッチャム
3.『死の谷ラオール・ウォルシュ/主演:ジョエル・マクリー&ヴァージニア・メイヨ
4.『真昼の死闘ドン・シーゲル/主演:シャーリー・マクレーンクリント・イーストウッド
5.『戦う幌馬車』バート・ケネディ/主演:ジョン・ウェインカーク・ダグラス
6.『西部魂』フリッツ・ラング
7.『幌馬車』ジョン・フォード
8.『カスター将軍』ロバート・シオドマク/主演:ロバート・ショウ
9.『ワーロックエドワード・ドミトリク/主演:ヘンリー・フォンダリチャード・ウィドマーク
10.『脱獄』主演:カーク・ダグラス

牛泥棒*1DVD化。なに? フォードの『駅馬車』も、ホークスの『リオ・ブラボー』も、セルジオ・レオーネのマカロニ・ウエスタン三部作も入ってないって? んなモン、「基本」じゃないすか。今さらオレごときがリストアップするまでもありますまい。まぁ、このテのシャシンはずっとトシ喰ってから見たほうが感動が深まるかなとも思ってもいるので、有名作でもかなり見逃しているのも多いけどね。
以下はそんなしょせん後追いの若僧が必死こいてTV洋画劇場枠で見漁った作品たち(『脱獄』のみWOWOWで見た)。どれも西部劇関連のガイドブックに載ってたりする名作ばかりだが、吹替で見ている方はけっこう少ないのでは。オレもたまには無字幕の輸入版を見たりしたけど、心底から楽しめるのはやっぱ吹替版。こまめなエアチェックもやってみるとそれなりに大変、ゲットするまでには、それなりに労力を使いましたわさ。
フィルムセンターでホークス映画祭とかしても、しょせんインテリ絡みの文化事業然としてるから見に行きたくない。どっか、年代物の映画館買いとって、毎日西部劇をかけてくれたりしませんかね? ホントの豊かさってそういうモンだと思うんだが。



……里にしばらく帰らせていただきます。

*1:ウィリアム・A・ウェルマン監督、ヘンリー・フォンダ主演。カウボーイによる私刑(リンチ)を題材にした異色作と評判の一作。