one by one...You Watch Them Fall. by「The Drop」Peter Gabriel

今日のゲットはブックオフで買ったピーター・ガブリエル「So」(350円)のみ。ピーガブはいずれ全作リマスターで揃え直すつもりなのだが、しばらく先になりそうなので、とりあえず一番オキニの一枚を入手しておいたという次第。もっとも、通して聴き直すのはコレまたかなり久々。コレも5、6年ぶりどころじゃないかも。ドラムのしゃりしゃりした感じとか、音的にホント80年代的産物でしかないけど、やっぱ思春期に慣れ親しんだサウンドだけに、一番なじめるモノではあったり。
ピーガブはわが最愛のアーティストのひとり。「So」があまりにも懐かしかったので、続けて昨年出た「Up」を聴き直す。改めて聴いてみて、一音一音吟味/選別/加工しまくったであろう、精緻極まりない音づくりに感嘆。ピーガブ専売特許とでも言うべき分厚いアナログっぽいシンセとメカニカルなリズムが融合した、独特の重厚な音世界。しかし、感心こそすれど、感動はなかなかできない。作り込みが過ぎて、どうにも重苦しいんだよな。どれも曲調は実はソフトだったりするのに、サウンドのせいでヘヴィに迫ってきすぎるというか。
そんなわけで、「Up」で一番感動するのは末尾を飾る「The Drop」だったりする。セプテンバー11をどうにも想起させる、いかにもはかなげで哀感に満ちみちた歌詞を、ピーガブが今にも消え入りそうな声で切々とピアノで弾き語る。最初に聴いた時から涙を誘われた名曲。こんな素晴らしい曲を書くんだから、そろそろ80年代じみた重厚エレクトリックサウンド路線はやめて、シンプルなアコースティック路線に挑むべきじゃないか、と思う。それこそ、畏友ピーター・ハミルみたいに、ね。


今夜もテレビ東京の『ワールドビジネスサテライト』。コレの準レギュラー、大江麻理子http://www.tv-tokyo.co.jp/announcer/personal/ooe/index.htm>(この写真だとまるきり女子学生……)は最近わりかし好みです。容姿はなんとなく荒瀬詩織(元フジテレビ、引退)系だが、荒瀬よりも快活、しゃべりの歯切れもいい感じでよろしい。まぁ、どうにも地味であか抜けない(福岡出身らしい)し、いつまで保つかわからんけど、塩田真弓の後釜くらいはつとまるでしょう。『アド街っく天国』にも出てましたかな。
<女子アナ>チェッカーとしては、ウッチー(内田恭子)だの中野美奈子だのもエエなぁ、などと言うたりしますが、やっぱああいうのはしょせん<アナウンサー>どまり。真面目な話をすれば、将来的に、例えば田丸美寿々とか小宮悦子みたく、ピンで<キャスター>が務まりそうなタマが若手であまり見当たらないのは問題かと。ニュース伝えるのも野郎ばかりでは息が詰まるから、女性陣でも有望株が出てきてほしいと思うね。ハッキリ言って、いくらスポーツニュースであろうと、トーシロに情報を聞かされたりする現状は間違いなく嘆かわしくはあるわけで。ウチキョンよ、ネェちゃんのこったぜ。
……なんてどーでもいいヨタごと書いてたら、『プレミアリーグ プレビューショー』を見逃したぜ、畜生。まぁ、イイんだけどさ。