勝新太郎の命日。

3年前のつぶやきから。まとまってないが、コピペしてメモ。


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TV版『座頭市』はマニアには評価高いし、おそらくリメイク以前から北野武にも多大な影響を与えたと思う。というより、語られていないがたけしに編集の面白さを教えたのは森一生監督はじめ大映黄金時代を担い、勝プロ作品の編集を一手に手掛けた谷口登司夫氏なのだ。
posted at 01:54:29

1月25日
今日はプログレ役者カツシンの命日@Progretariat

第2作『3-4X10月』で編集にあたったのが谷口御大で、彼なくして映画作家北野武の飛躍的成長はなかったのではないか、と思う。蓮實重彦のロビー活動の成果等もあってか必要以上に難しく語られがちな北野作品だが、実は勝新太郎&谷口氏の作品の検証&再評価なくしては論評し得ないのではとも。
posted at 01:58:58

1月25日
今日はプログレ役者カツシンの命日@Progretariat

谷口登司夫氏は「職人気質」な方らしく残念ながらあまりインタビュー等、証言が見当たらないのが残念。御本人もどうやら取材などはお好きでない様子とも聞くし。しかし、北野武作品はさておき、勝新太郎映画は氏の貢献なくして語り得ないほど。香港映画にも影響を与えているのではないか。
posted at 02:02:51

1月25日
今日はプログレ役者カツシンの命日@Progretariat

脚本に頼らず現場での即興やアイデアを重視して撮られた、そのままでは物語としてわかりにくいラッシュフィルムを、スクリプターの記録などを元に、カツシンと一緒に巧みに構成していったのが谷口氏。森一生だけでなく三隅研次ら鬼才との仕事で培われた強烈なカットの連鎖術は見るたびに惚れ惚れ。
posted at 02:06:53

1月25日
今日はプログレ役者カツシンの命日@Progretariat

たけしは『3-4X10月』で編集を覚えて後、現在に至るもフィルム編集にこだわり続けている。作風などは全く違うが、大林宣彦監督もフィルムにしか出せない時間感覚については力説していた。「フィルム的感性」なんて言葉はあまり使いたくないが、AVIDでは見いだせない魔力があるのは確かでは。
posted at 02:11:36

1月25日
今日はプログレ役者カツシンの命日@Progretariat

編集というとTVのバラエティの悪影響で「失敗したトコをカットする」だけと思い込んでる向きもいまだ多い。映画だけでなく映像は全て「構成」されずして存在し得ないのに。かつてゴダールは全世界の人間に映画を撮らせたい、と語ったが、撮影するだけでなく、編集なしに映画は生まれないと知るべき。
posted at 02:16:28

1月25日
今日はプログレ役者カツシンの命日@Progretariat

ありきたりな例えだが、食べ物を料理/調理せずに喰えるか、なんて話。食べられないヤツを選り分けるだけなら調理と言えないw料理人がいてこそ食べられるモノに仕上がるのだ。ところが、そうした成立過程を踏まえずに安直に語る手合いがプロにも多すぎて参る。料理を評するなら調理法は踏まえとけw