伝説のキラー・ケーン、復活!?

予想だにしなかったウィリアム・ピーター・ブラッティの新作「ディミター」。まだ第一部を読んだばかりだが、『エクソシスト』でブラッティ信者となった人間としては狂喜乱舞、全身が総毛立つような傑作と完全確信。

主役たる<虜囚>はまさしく『トゥインクルトゥインクル・キラーカーン』の主人公キラー・ケーンだ。ステイシー・キーチが熱演するケーン大佐をまんま彷彿とさせるキャラ。むろん、設定等は全然違うのだが、閉鎖的空間で突如として爆発する不可解にして狂気じみて、それでいておごそかな宗教的で神秘的な事件等、物語としては似ている。
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宗教絡みという点では、もちろん『エクソシスト』、そしてブラッティ自身が監督した『エクソシスト3』ともつながる世界観とキャラが登場するわけだが、個人的には『トゥインクルトゥインクル・キラーカーン』がより近いような感触を覚えた。
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エクソシスト3 [DVD]

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読み終えるのが勿体ないくらい、わくわくしている。