『座頭市物語』第5話「情知らずが情に泣いた」

ゲストは黒沢年男(現・黒沢年雄)、市毛良枝常田富士男。『ハングマン』と『日本昔ばなし』が揃い踏みw一時主婦ものドラマに出まくってた気がする市毛さんだが、この頃は若いなぁ。

原作:子母沢寛
脚本:池田一朗
監督:安田公義
音楽:富田勲
制作:勝プロ/フジテレビ


座頭市勝新太郎
村上弦之進:黒沢年男
志乃:市毛良枝
馬方甚九郎:常田富士男
三太:岡本健
お吉:荒牧啓子
宍戸の富五郎:富田仲次郎
佐吉:松山照夫
利兵衛:横井時雄
与吉:山岡鋭二郎
金造:浜田雄史
ほか

本シリーズ、ゲストは過去にカツシンと競演歴のある人が殆どだし、映画版の焼き直しの作品も目立つ。それでも見ていて飽きないのはカツシン自身が飽くなき進化を試みていたからなんでしょう。
黒沢年男は傑作『御用牙 かみそり半蔵地獄責め』でもガチンコ勝負してたが、打ち込みが速くて力強い殺陣でナカナカいい。最近は通販番組やバラエティにしか出てこなくなったり、妙に腑抜けた感じでよろしくない。もう一花たのんまっせ、マイト!!
市に業を背負わせまくるラストが厳しくて切ない。脚本は池田一朗こと隆慶一郎