『座頭市物語』第2話「子守唄に咲いた女郎花」

いきなり第2話で奥様のたまおっちこと中村玉緒さん登場。
「この頃はまだまだあたくしも可愛いおすなぁ、エヘヘ…」と今のキャラwでコメントが聞こえてきそうな一編(笑)

原作:子母沢寛
脚本:直居欽哉
監督:黒田義之
音楽:富田勲
制作:勝プロ/フジテレビ


座頭市勝新太郎
おしの:中村玉緒
伊之助:江原真二郎
鬼辰:小松方正
太郎吉:坂上忍
代貸し政吉:今井健二
乾分 岩松:畠山麦
乾分 権次:暁新太郎
乾分 寅吉:北野拓也
お松:小柳圭子
弥平:南部彰三
忠七:小鹿番
農家主人:中村是好
ほか

子役は坂上忍とは気づかなかった。敵役は小松方正今井健二なんて最強コンビ。今井さんはどっちかつうと『必殺』シリーズで何度殺されてるかわからん人という印象か。この人の善玉役ってあるんですか?w座頭市シリーズには4作ほど出てるみたい。まだご健在とはありがたい。識者の方、昔話をしっかり聞いておいてほしい。
見直したら画面にカツシン流儀とでも言うべきスタイリッシュな雰囲気は出ているが、全体としては本作でもまだテレビ時代劇の枠はさほど踏み外していないというか、無難な出来だったかも。ただ、殺陣の凝り方がワザ師・黒田義之らしくはあり。作品を経るにつれて、森一生三隅研次大映以来の巨匠の作品を除き、徐々にカツシン節がヒートアップしていくんだよな、コレが。。。