...「仕込み」すぎ??

チェルシー時代のモウリーニョ唯一の天敵、それがチャンピオンズリーグで毎年(!!)対戦するベニテス率いるリヴァプール。あのモウリーニョですら勝てなかったベニテスに、「ヒディンク・マジック」が挑む! 順当ならリヴァプールが勝つでしょうが、はたして? 

マンチェスター・ユナイテッドVSポルト
チェルシーVSリヴァプール
ビジャレアルVSアーセナル
バルセロナVSバイエルン・ミュンヘン

で、ファイナルでユナイテッドに昨季のリヴェンジを誓っているハズのバルサはよりによって曲者中のクセモノ、バイエルン。空気なんてハナから読まないゲルマンの巨人、意外と苦戦しそうでコワい。
それにしても、よほどの番狂わせがないかぎり、ファイナルにはまたプレミア勢が残るのはほぼ確実。パワーとスピード、フィジカルとメンタリティの強さが他国リーグから頭ひとつ抜けているらしい。ディフェンスの読みならセリエAがやはり見応えあるし、華麗なボールさばきならリーガ・エスパニョーラのほうに見せ場は多い。でも、そんなテクニックや駆け引きをぶっ飛ばす勢いが今のプレミア勢にはあるんだろうなぁ。あのモウリーニョのチーム、インテルですらユナイテッドの押しの強さの前にタジタジと引きまくり、勝ち目を感じさせなかったモンなぁ。ファギーは見事に以前のライバルのお株を奪うチームづくりを成し遂げて、復活してしまいましたねぇ。今季はプレミア優勝もビッグイヤーも、まだ微妙だけれども...。