ミランVSアーセナル@サンシーロ

久々に爽快感、さわやかな感動を覚えたゲーム。早起きしてナマで見る甲斐がありまくりだった、、、いやぁよかったよかった。
見せ場と集中度は1st Legのほうが圧倒的だったが、感動は今回、2nd Legに訪れた。セスク、やはり素晴らしすぎ。今季、ビッグイヤーやプレミアで優勝かどっちか栄冠をひとつでも取ればバロンドールあげてもいいんじゃないか。ゴールを挙げるや、真っ先にヴェンゲルに駆け寄る姿もいじらしくて泣かせた。ベンチのレーマンが頭をピシャピシャ叩いてたりして(笑)
ミランは開始前、ベルルスコーニが通路まで降りてきて選手をニタニタ激励したのが逆効果だったのでは(汗)アンチェロッティはもともと守りの姿勢しかないカントクだが、切り札のピッポを交代要員ではなくスタメンで起用したのも裏目に出た。早い時間に先取点を挙げて、先行逃げ切りを狙ったんだろうが、パトとのツートップが機能するかどうかもわからないのにちと無謀な賭けだった。大黒柱のセードルフがいないのはもちろん痛かったけど、結局、最初から決定的な勝利の決め手を欠いて臨んでしまったということでしょう。いつもはクールな印象のカカまでブチキレてイエローもらってたし、ムードも低調すぎた。ただ、マルディーニは神々しかったなぁ、、、古武士の風格。血気にはやる若武者を老獪にいなしていた風情。コレが見納めとはものすごく惜しい。。。
アンチェロッティ、ここらが退任の潮時と思うんだけどなぁ? やっぱモウリーニョ呼べよ、モウリーニョ! 本人もやりたがってるらしいし。セリエAがまた盛り上がるよ、絶対。