Something Newがないジョージ・ルーカスなんて、、、

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/entertainment/movie/
、、、クリープを入れないコーヒーみたいなものだ。「違いがわかる男」であってほしかったのに、『スター・ウォーズ』プリークェル三部作で馬脚をあらわした。たとえ自作でも、映画という観客あっての作品を私物化する輩とは思わなかった。正直、奴さんには失望している。ある意味で、映画だのカツドウをやるには、フツーの人でありすぎたと評することもできるんだが。平凡でありすぎるゆえに、自作をわが子みたく抱え込もうとしちゃってるように思うのね、うん。
以下は持論ですけど、、、映画監督は芸術家を目指すべきじゃないんです。骨の随から「カツドウヤ」であるべき、せいぜい「職人」に徹することができる人こそがホンモノだと思う。遡ればゴダール出現以降、猫も杓子も映画作家を目指す風潮が生まれたってな、映画史的観点から見れば、ハッキリ云って邪道で、嘆かわしい事態なんスよ。ハスミンもそない云うてる。単に、映画作家風に売り出さないと、映画が映画として客を集めるに足る「話題性」を生み出せなくなったから、ムリムリそうしてたりするだけ。映画が「興行」から「商品」に変わった、と云ってもいい。
いずれにせよ、映画ってなァ映画監督だのスターのためにあるモンじゃない、観客あってのモノなんです。客を自然に映画館へ呼び込める映画こそ、娯楽興行の王道、ホンモノのカツドウなんだよ。。。