オレ、意外やシュワちゃん映画は好きでしてね。いかにもアメリカ映画らしい勧善懲悪肉体讃美力こそすべてでハッピーエンド、わかりやすくてマンガチック。
娘(アリッサ・ミラノ!)を誘拐したテロリスト一味のチビ*1に云うセリフがいい。
「面白いヤツだ。だから一番最後に殺してやる」
カーチェイスの末、奴さんをつかまえたと思ったら、いきなり崖の端に行き、片腕で足をつかんで宙づりに。シュワの怪力がうかがい知れる名場面。
「こっちの腕は弱いほうだ!」
で、聞き出すこと聞いたら、やおら一言。
「最後に殺すと云ったな? ありゃ、ウソだ」
チビ公あわれ、崖からまっさかさま。
無理やり道連れにされたスチュワーデス(レイ・ドーン・チョン)がクルマに戻ってきたシュワに質問。
「あの人、どうしたの?」
「放してやった」
バカバカしいB級アクションだけど、オレぁメチャ好きですわ、コレ。吹替だと玄田哲章さんがノリノリでやってて楽しい。どーしてDVDに収録されてないんだ?
*1:文字どおり小悪党キャラで売るデイヴィッド・パトリック・ケリー