マットおじさん『フェリーニのアマルコルド』

……スミマセン、深夜なんで、一匹のオスとして叫んでしまいました。
しかし、コレ、DVD化されてないんだっけ? まぁ、フェリーニは映画館で見てこそ真価がわかるモノだろうけどさ。世間でいまだに言われてるのかどうか知らんが、ぜーんぜん難解じゃないよ。だって、サーカスキチガイのイタリア人がつくった映画だよ? でかいデブ女がやたら出てきて踊ったりするだけよ? 漫然と見流すに、あれほど適した映画はないわ。リクツこねず、無理にわかろうとしたりムダな努力はなーんもせず、ただ映ってるものをぼけーッと眺めればいい。受け入れればいい。それがフェリーニを楽しむ、映画を楽しむ王道というもの。

フェリーニ,映画を語る

フェリーニ,映画を語る

映画監督という仕事 (リュミエール叢書)

映画監督という仕事 (リュミエール叢書)

かつて蓮實重彦一派がフェリーニをけなしたモンだから、それ以降インテリども、足並み揃えて一切ホメたりしなくなって、もぅ。インテリほど政治的種族は実はいないんだよな。政治屋ってのは、ありゃあタダの欲に狂った獣でしかなかったりするんでな、まだわかりやすいんだわ。そこいくと、インテリってなとりあえず何考えてるかわからんからなぁ。時と場合によっては埋められたりするのもいたしかたなしかもしれん……なんてこと書いてるオレみたいなボンクラでも埋められるから、トーゼン暴論ですが。