サム・ペキンパー

「おれは仕事がほしいんだ。おれは娼婦なんだよ。だから、虫酸の走る相手とも仕事をする。ただし、おれは凄腕の娼婦だがね」

「PLAYBOY 40TH ANNIVERSARY コレクターズ・エディション」に所収されたインタビューより。男たるものかくあるべし! てな発言てんこもり。ファンならコレ読むためだけでも古本で探す価値あるぜ!
ペキンパーの最高傑作はやはり『ワイルドバンチ』『ガルシアの首』はたまた『ケーブルホーグのバラード』と思うけど、『わらの犬』みたく、全編に「捨て鉢」ぶりがみなぎる作品も忘れ難い。「キレたら、止まらない」過剰防衛ぶりが凄いダスティン・ホフマンの勇姿、危険社会と化した今のニッポン人も必見だ! インテリ怒らせるとヤクザよりも怖いぞ!