「童貞としての宮沢賢治」

童貞としての宮沢賢治 (ちくま新書)

童貞としての宮沢賢治 (ちくま新書)

いま時代のトレンドは「D.T.」!……なんて騒がれたのは2年前。読むのがいささか、遅きに失した。
「オナニー」「マスターベーション」なんていかにも栗の香りいや「D.T.」臭いフレーズが頻出するが、北大助教授、すなわち学者さんの本だけに、基本的には真面目で生硬。
内容的には興味深く読めたが、やっぱ「D.T.」系作家の「本領」というか「本質」にはなかなか迫りきれていないのでは。ハッキリ云えば残尿感ありまくりつうか、このレベルではまだまだ、イケません! ボンクラはイカせてもらってナンボなんじゃい!<風俗と烈しく混同