麺屋武蔵、初見参。→☆☆☆☆

三度目の正直でようやく入れた。20人強くらいしかいなかったのに、30分ほど待たされた。客さばきは手慣れたものだが、<かむくら>ほどではない。店員が慌てないためと行列をつくるために、意図的に多少ゆったりペースでやってる気がする。それも商売だから、構わないが。
味玉チャーシュー麺(1,200円)を食す。スープはあっさり味、そのせいか最初コクがないように思ったが、麺はイタリア人並みに吸引力弱すぎなオレでも、つるつる入ってきてウマい。チャーシューは縁がしっかり焼いてあるのがミソか。量はたっぷり、最後はレンゲですくわないといけないほど、グズグズに。オレの場合、「桂花」が基準なんで多少偏向気味だが、☆つけるなら、4つ弱ってトコかな。
店員さんは店長に習ってか、5人中、4人がヒゲ面だった。きっと、何本かは抜け落ちてラーメンに入って、隠し味になってるんだろうな。大丈夫だ、不潔なんかであるもんか、これぞ男気の味。
どうでもいいけど、宮本武蔵の映画ポスターを飾るのはいいが、東宝稲垣浩三船敏郎コンビ版じゃァ、個人的には頂けないなァ。武蔵映画と云えば、やっぱ内田吐夢中村錦之助版だろってぇの!