ただのメモです。

・「穴」ジョゼ・ジョバンニ
俗語卑語炸裂、“墓場なき野郎”どもの会話、どうしようもない疲労感と無常感たっぷりな、やさぐれきった描写が素敵。
・「ロック・ミーツ・アート ストレンジデイズ・コンパイル・シリーズ」
ヒプノシスロジャー・ディーン、キーフ! レコードプレイヤー持ってなくても、今すぐレコードをジャケ買いしに行きたくなる。70年代ロックファンなら必携のムックですな。
・「木枯らし紋次郎(一) 赦免花は散った」「帰って来た木枯らし紋次郎」「同・かどわかし」笹沢左保
口にくわえた長楊子揺らし、街道を脇目もふらず足早にひとり歩み去る、紋次郎の姿が目の前に浮かぶよう。「孤高」と呼ぶにはあまりにやるせないムードがたまらない。
……ほかに何か読んだかなぁ? 忘れた。ま、ひとつだけ言えるのは、評論だの論文だのは今後まず読むこたないってこったな。オレにとっては無意味の長物だから。